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〒430-0929 静岡県浜松市中央区中央3丁目5-20

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よくある質問


質問Q1

最長でも2週間までしか初診予約を受けないのは、どうしてですか?

回答

2週間より先の初診予約をお受けしないことには、当院のポリシーがあります。
現在浜松市内では精神科・心療内科クリニックの初診予約をとることがとても難しい状況にあります。最短でも3週間~1ヶ月、長いと数ヶ月まで待ってようやく受診にこぎつける患者様も珍しくありません。それだけの時間を経過しますと、受診日までに初診予約を取った時と病状や生活状況が大きく変化してしまうこともあるでしょう。お仕事をされている方ですと、受診日を待てずに退職を決断せざるを得なくなる可能性もあります。
一方、喜ばしいことではありますが、数ヶ月も経つと自然に症状が改善して受診そのものが不要になり、ドタキャン、もしくは予約自体をお忘れになり無連絡で来院されないというケースも増えてまいります。今すぐ治療が必要、すでに出勤が出来なくなっている等、素早い対応を要する患者様のニーズにできる限り応えたい、そのため当院ではあえてかなり先までの初診患者様を確保しないことといたしました。
緊急の場合も、空きがある限り対応したいと考えておりますので、まずは初診相談電話へご連絡ください。


質問Q2

診察にかかる費用はどれくらいですか?

回答

医療費の目安は保険適応3割負担で初診の診察代として3000円程度、再診で1500円~2000円程度となり、別途採血などの検査料として2000円から4000円、定期の注射などの処置料、休職等で診断書が必要であれば文書作成のための代金、院外薬局で支払う調剤料や薬剤の費用が発生します。主な文書作成料金については別表をご覧ください。


質問Q3

精神科・心療内科で血液検査をするのはどうしてですか?

回答

薬剤は、主に肝臓で代謝され肝臓から排泄されます。そのため肝機能や腎機能に問題が出てくると、代謝や排泄が遅れますので、薬の量を調整したり、変更を検討したりする必要が出てきます。
凪こころのクリニック

血糖や月経不順の問題が出てくると控えたい薬もあります。筋組織へのダメージや、多飲水による電解質異常もチェックしています。著しい高血糖や低血糖、甲状腺ホルモンの異常などで精神症状をきたすこともあります。アルコールや一部健康食品等が原因と思われる肝機能異常のある方もあり、重篤な場合には身体治療を優先するようにお勧めし治療をお断りする場合もあります。
初診時には薬物療法開始後に比較対象とするため、また血糖異常・甲状腺異常等による精神疾患をスクリーニングするため、必ず血液検査を実施いたします。何卒ご協力ください。
直近に他の内科等で実施された血液検査の結果をお持ちの場合は代用可能なこともありますので、是非お持ちください。ただし検査項目が足りないと判断される場合は改めて当院で実施いたします。


質問Q4

隣接の薬局がないようですが、どこで薬をもらったらいいですか?

回答

当院は敷地内にいわゆる門前薬局をもちません。

厚労省が主導する院外処方は、複数の医療機関、診療料を受診している患者様に重複した処方が出てないか、のみ合わせに問題がないか禁忌薬剤が出ていないか等、かかりつけ薬局でチェックを行ってこそ意義があります。どうぞご自身が一番お薬を受け取りやすい調剤薬局への処方箋をお持ちください。


質問Q5

受診している本人に知られず、相談したいです。

回答

申し訳ありませんが、ご本人の許可なくご家族様だけの相談をお受けすることはお断りしております。原則ご本人診察時に許可を得て同席をお願いいたします。診察の場で、ご本人が席を外されてご家族とだけお話をすることに同意された場合は、伺うこともございます。
ご本人に内緒で医師に知っておいてもらいたい、ご家族とだけ話したことは内緒にして、本人にそれとなく注意したり、促したりしてもらいたいというご要望はよくいただきます。しかしそもそもご本人に秘密でいただいた情報を診察場面で活かすことは大変困難です。
職場・ご友人・近隣住民等からのお問い合わせ・ご相談には、その患者様が当院に受診しているかいないかも含め、一切お答えいたしません。


質問Q6

まだ受診していない本人について、相談したいです。

回答

診療ではありませんので、自費でのご相談となります。
医師との相談は30分までごとに5500円、精神保健福祉士との相談は30分までごとに2200円となります。初診と同様にご予約をお取りください。診断書や処方箋の発行はできません。


質問Q7

居宅の人にも精神科訪問診療をしてほしいです。

回答

独居の方の場合、向精神薬を処方すること自体にリスクがあり、申し訳なくも様子を見に行くだけになってしまうことが多いです。

ご家族と同居でも外来診察にお連れになることができない方は、限られた時間で訪問してもご本人にお会いすることもできないケースがほとんどであることを経験しております。ご本人の意思にかかわらず治療を受けさせたいという場合は、入院施設のある医療機関へご相談ください。
また居宅を訪問する場合、路上駐車等のトラブルを回避するため別途ドライバーを確保する必要が出てまいりますが、現状が追い付いておりません。
申し訳ありませんが以上の理由で、当院は現時点で居宅の方の精神科訪問診療をお受けできておりません。


質問Q8

セカンドオピニオンを目的として受診したいのですが。

回答

治療開始前の精神科疾患であれば、紹介状・検査結果等正規の手続きを踏んだセカンドオピニオンを保険外(自費)診療で対応させていただきます。30分までごとに5500円の相談料と同額を所要時間に応じてご負担いただきます。
逆に、当院を受診されて、他の医療機関のセカンドオピニオンを受けたい、と希望される方は、治療が進んでしまう前にお申し付けください。
他に既に亡くなられた方が受けた治療内容の相談や医療事故への対応、医療費に関するご相談はお断りさせていただいております。
当院の「セカンドオピニオン」に対する考え方はこちら


質問Q9

現在別の精神科(心療内科)医療機関にかかっていますが、転医してみたいです。

回答

同一疾患で複数の医療機関を受診し、向精神薬の多重処方を受けられることを防止するため、原則診療情報提供書をお持ちの上での予約をお願いしております。ただし診察の上、ゼロからの治療になるよりも前医療機関での診療継続が望ましいと判断する場合もございますので、予めご了承ください。
特に障害年金や手帳を取得されている患者様の場合、医療機関を変更することによって前回の診断書作成時との病状比較ができなくなり、更新の診断書を作成した際に等級が下がったという苦情を少なからず頂戴しております。
転医に際してはメリット・デメリットがございますので慎重にご検討くださいますようお願い申し上げます。